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バシャン大波
パラオのあるダイビングショップでガイドをやっていました。その時に体験した一番思いでに残っていることです。会社にご迷惑がかかると思い、匿名で投稿させてもらいました。
その日はゲストが3人でしたので、平船ではなくて、キャビンボートでダイビングに出発しました。少し風は吹いていましたが、比較的穏やかな海況でした。 船で出発してから10分後、パラオ人運転手が、近道を行くなんてことを言い出して、いつもとは別のコースでブルーコーナーを目指しました。いつもなら外洋を島伝いに船で行くのですが、この日は、島の中に入っていって、水深2mくらいの浅い砂地の上をフルスピードで滑走。島と島の小さな水路を抜けると下は浅いサンゴ礁。浅いのにエンジンがサンゴにぶつからないかなーーと心配しているとなんと!!サンゴ礁が切れるあたりに、大きな波が2つ。パラオ人運転手は、スロットルを戻すも間に合わず、大きな波に突っ込みました。
私はキャビンボートの船首にいたために、もろ波をくらって意識不明。しばらくして、気がつくと横にいたはずのダイビングアシスタントがいなくなっている。自分の顔を叩いて気合を入れて、水浸しになった船の後部に行くとアシスタントが何かわけわからないままに、波でぶっとばされていて横になっている。ゲストはラッキーなことに運転手席のボックスの陰だったため、特に波はかぶっていませんでした。ただ、その分、前が見えないので全く何が起こったのかが、わからなかったそうです。もうすぐダイビングスポットかなーーと思って景色を見ているといきなり船に大きな衝撃が起こり、両脇に大量の水がながれて行き、足元は水浸しだったとのことでした。どうにかアシスタントも意識と取り戻しましたが、びっくりしました。
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